この記事の最終更新日は 2019年1月29日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
興味深々で購入した、
赤ちゃんも使えるほど肌に優しく、バリアケアもしてくれるというファムズベビーのエンジェルUVスプレー。
実際に試してみましたので、本音でレビューしたいと思います。
さて、エンジェルUVスプレーの全成分と合わせて使い心地などをご紹介。
エンジェルUVスプレーについて先に詳しく知りたい方はこちらから⇒エンジェルUVスプレー
私の日焼け止めへ望むことは、日焼け止め効果以外にも
- べたつかず、サラッと軽い塗心地
- 突っ張らず、肌も乾燥しない
- 洗ったときにスッキリ落ちる
- 肌に負担をかけない
- 出来れば汗に強いと嬉しい
- 使用期限が長いとなおさら嬉しい
などです。
自分のズボラさを棚に上げ、厚かましくも数々の希望を持っとるわけであります。
また、エンジェルUVスプレーの特徴の一つに、紫外線吸収剤不使用というものがあります。
その代り紫外線散乱剤というもので、紫外線をカットします。
ところが、紫外線散乱剤は肌に負担になりにくい反面、白浮きしやすいデメリットもあります。
エンジェルUVスプレーは白浮きしにくい日焼け止めなのでしょうか。
また、肌に優しい日焼け止めスプレーだそうですが、どんな成分でできているの?エンジェルUVスプレーの全成分は?
赤ちゃんのためにできた日焼け止めだけど、大人も満足できる?
エンジェルUVスプレーは飛行機に持ち込みできる??
なども併せて調査しました。
目次
ファムズベビーのエンジェルUVスプレーの全成分
さて、届きましたエンジェルUVスプレー。
キレイな夏っぽいブルーのスプレーボトルです。
スプレーボトルが入っていた箱には、使い方の紹介とともに、室内の紫外線対策も大切だよってことが書いてありました。
ボトルに全成分が明記してありました。
UVカットしてくれるのが紫外線散乱剤の一つ、酸化チタン。
ピンクのラインの成分は美容エッセンスです。
BGやグリセリンも保湿作用のある成分。
エンジェルUVスプレーの使い方
まずは、カチカチと音がするくらいスプレーボトルを振ります。
顔に塗る場合や、赤ちゃんに塗ってあげる場合は、まず手に取ってから肌に伸ばします。
顔の場合500円玉くらいの大きさが目安。
使い方といっても、日焼け止めクリームとさほど変わりません。
紫外線から守りたい場所に、なじませるだけ。
が、取り扱いには注意が必要。
スプレーですからね、火気厳禁です。
火や暖房器具のそばで使ったり、ボトル自体置きっぱなしにすると、とても危険です。
特に小さな子供は「これなんだろ」と興味をもって手に取り、しげしげ見つめ、元の場所に戻す・・・、なんてことありませんよね。もしかしたら、ヒーターのそばにポイッ、ってことも。
使った後は、そそくさと子どもの手の届かない場所へお片付けが欠かせません。
エンジェルUVスプレーはベタつかない日焼け止め?乾燥しない??
さっそく四十路の手に塗ってみますと・・・
手に取った時点で液状になるので、伸びがいいです。
そして、肌へのなじみもいい。
クリームのようにぬるつき、ベタつきもなくて、すぐにサラサラになります。
これなら、スマホやパソコンもすぐに触っても大丈夫。




なんでやっ。美容エッセンス配合してるやんっ。
困った、エンジェルUVスプレーを塗ったら乾燥したぞ、なぜ??さてどうする???
スキンケア成分63%、美容エッセンス配合のエンジェルUVスプレーなのに、なぜ乾燥するの??
答えは簡単。
乾燥している手に、たっくさん塗ったからです。
乾燥といっても、ちょっとカサカサしてるというレベルではなく、手の甲の肌がささくれるレベルの乾燥です。
なったことあります?手の甲もほっとけば、ささくれるんですよ。
空気も乾燥してる上に、インフルエンザ予防のため手洗い、アルコール除菌を頑張ったかわりに、ハンドケアは手抜き。
塗る量も、顔の場合500円玉くらいが目安とされてます。
その顔全体に塗る量を、片手の手に塗っていたのです。2倍以上になるでしょうか。

でもそうならなかったのは、「バリアして保護することで、肌を整える」という特徴があるからです。
エンジェルUVスプレーよりもずっと前から販売されていた、ファムズベビー。
赤ちゃんのお肌を守るための商品。
肌の表面にバリアを作って、汗や埃などの刺激をカット
作られたバリアによって、水分の蒸発を防ぐという特徴があり、何かを治す成分は入っていません。
赤ちゃんの肌は、バリア機能がまだ未熟なので、かわりにバリアをファムズベビーで補います。そうすると外部からの刺激から守られ、水分の蒸発も防げます。
肌の表面を保護して、ターンオーバーによって本来の、赤ちゃんのみずみずしいお肌に整えるのがファムズベビー。
そのファムズベビーにUVカットを加えたのがエンジェルUVスプレー。
そもそもが、肌に何かを浸透させて保湿するタイプのものではないんです。
肌表面の保護はしてあげるけど、うるおいは自分で作るんやで!
というスタンス。
赤ちゃんは、肌の表面が乾燥していても、内側には水分たっぷりのお肌があります。
でも、四十路ともなれば、ねえ。内側も乾いてたりするもんです。ターンオーバーも遅れてきますし。
肌の表面を保護するだけで、ささくれのできた手の甲がすぐに潤うのは、ちょっと難しいんでしょうね。
ということで、手の甲のささくれを治すべく、ハンドケアにいそしみ、再びファムズベビーを塗ってみました。
おおっ。時間がたっても乾燥もしない。
エンジェルUVスプレーはウォータープルーフではないの?どのくらい水に強い??
海やプールなどに出かける場合は、ウォータープルーフの日焼け止めがいいですよね。
けれど、ウォータープルーフの日焼け止めは落としにくいので、海やプールに行かない人にとっては、困った日焼け止め。
いずれにしても、日焼け止めを選ぶ際に、ウォータープルーフであるかどうかは、大事なポイントです。
では、エンジェルUVスプレーはどうでしょうか?
多少のウォータープルーフ効果はあります。
エンジェルUVスプレー公式サイトより
うぬぬぬ。微妙ですな。
というわけで、ちょっと実験してみました。
用意したのは、エンジェルUVスプレー、透明の容器、水。
容器の中にエンジェルUVスプレーをプシュ~
(あっ、もったいない。いっぱい出し過ぎたっ)
そこへ水を注ぎ、しばらく放置します。
40分後・・・。
上から見ると、表面に少し浮いているけれど、ほとんどは底に溜まったままです。
かき混ぜても、水に溶けるということはありませんでした。
あくまで、素人の実験ですので、エンジェルUVスプレーの耐水性を測ることはできませんが、水に濡れてすぐに流れていくわけでは無さそう。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めにアリがちな「白浮き」エンジェルUVスプレーは大丈夫?
エンジェルUVスプレーは、化粧下地としても使うことができます。
日焼け止めクリームを、化粧下地に使う時に気になるのが、白浮きしないかどうかですよね。
お化粧したては大丈夫だったのに、汗かいたらなんか顔が白くなってるってことも。
水で濡らすと白浮きが目立つことが多いですよね。
特にエンジェルUVスプレーのように、紫外線散乱剤で紫外線カットしている物は、白浮きしやすい傾向にあります。
エンジェルUVスプレーはどうでしょうか??
こちら、目安量の500円玉くらいを両手の甲に塗り、30分後に左の手だけ水で濡らし、軽くタオルで拭き取ってみました。
左右の手で、特に差は無いようです。
目安量なら白浮きすることもありませんでした。
ただし、目安量の倍量を、カッサカサのささくれた手に塗ったら、見事に白浮きしました。
快適に使おうと思うと、ある程度のお肌の手入れと、目安の量は守った方が良いようです。
エンジェルUVスプレーは石けんでもスッキリ落とせる日焼け止め?
こちらも目安量を塗れば、ハンドソープでスッキリ落ちましたよ。
ただし、たとえ肌に残ったとしても、問題は無いのだそう。
カッサカサの手にいっぱい塗った時は、スッキリ落ちなかったので、問い合わせてみたんです。
すると、エンジェルUVスプレーは、肌の表面にとどまるだけで、肌に浸透するわけではないので、残ったとしても、エンジェルUVスプレーの成分が、肌に悪さをすることは無いようですよ。
エンジェルUVスプレーの使用期限は??
エンジェルUVスプレーには使用期限が明記されていません。
通常、化粧品は製造後、適切な保存条件で3年を超えても、品質が安定している物は使用期限を明記する必要がありません。
ただしそれは未開封で、適切な保存がされた場合。
「開封後は半年以内に使いましょう」と言われることが多いです。

エンジェルUVスプレーは、日焼け止めクリームのように、酸化による劣化の心配が少ないので、使用期限は半年よりも長いと思われます。

それより、中身の劣化以上に心配なのが、容器の劣化です。
サビなどで容器が劣化してしまうと、スプレーは安全に使用できません。特に海に持って行った場合は、容器を水で流してからよく水気をふきっとった方が良さそうですね。
エンジェルUVスプレーは飛行機に持ち込めるの?
もう、家族で海外旅行なんて珍しくない時代ですよね。
海外でなくても、飛行機で旅行や帰省される方も多いです。

飛行機に乗る場合は、荷物に制限があるので注意が必要です。
化粧品も制限がある物の一つ。
国土交通省のHPにも紹介がありますが、ヘアケア用品、スキンケア用品、入浴剤、マウスケア剤など化粧品類は、
一人当たり、1容器当たり0.5㎏または0.5ℓ以下のものを、2㎏または2ℓまで機内持ち込みや、預けることができるます。
エンジェルスプレーの場合、内容量が60gで、缶の重量など考慮すると大体15本程度の量なら、国内線の場合機内への持ち込みもできるようです。
ただし、化粧品類全体で2㎏または2ℓなので、他にシャンプーや化粧水などがあれば、持ち込めるエンジェルスプレーは15本以下になりますね。
まあ、レジャーでそんな大量に持って行く人は、いないでしょうけれど。
あと、特に国際線は各航空会社によってルールが異なるので、事前に確認した方が良いですね。
エンジェルUVスプレーは、赤ちゃんも安心して使える日焼け止めです。
でも、サラサラの塗心地や石けんで簡単に落ちること、多少のウォータープルーフ効果があること、加齢によって低下するバリア機能を助けてくれるので、充分大人が使っても満足できる日焼け止めスプレーだと、わたしは感じましたよ。
日焼け止めのべたつきからさよなら。
サラサラなのにスッキリ落とせる日焼け止めスプレー。