この記事の最終更新日は 2019年9月27日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

「紫外線対策は一年中必要」と言われています。

夏の間は、紫外線予防のためだけでなく、熱中症予防として日傘や帽子を使う方も多いですよね。
ところが、気温も下がってくると、日傘をさしている人は少なくなってきます。


これを聞いたら、冬も紫外線対策サボれないよ。
目次
秋冬は夏よりも顔めがけて紫外線が当たりやすい
秋冬は、夏に比べて日差しは弱いですよね。寒い時期でも、日光に当たると少しは暖かいので、むしろ当たりたいぐらいです。
けれど、日差しの差し込む角度って、考えたことがありますか?
夏は、太陽の位置が高いので、日光とともに頭の上から紫外線が当たります。
ところが秋や冬は、太陽の位置も低く、横から顔に当たるように紫外線が当たってきます。
長袖を着たり、パンツやタイツを履いていれば、紫外線にさらされることはありませんが、顔は帽子を被っていても、紫外線から守ることが難しいということになります。
紫外線の量は、秋や冬になったからと言って、思ったほど減ってない
夏の暑さ&照り付ける激しい日差しは、紫外線の量が多そうですよね。
一方、冬の穏やかな晴れた日の紫外線の量は、紫外線が少なそうってイメージがあります。
けれど、我々が体感する暑さや、日差しの強さは、紫外線の強さのバロメーターにはなりません。
太陽紫外線UVAとUVBの月間変動
(1990.10~2001.09の平均値[平塚市、北緯35度])
出典:日本化粧品工業連合会
夏ほどではないけれど、秋や冬も紫外線は降り注いできます。
特に、肌の真皮にまで到達し、シワの原因になるUV-Aは、冬でもそこそこの量があります。
乾燥した肌は、紫外線の影響を受けやすい
特に冬は、空気も乾燥しがちです。さらには寒いので暖房器具を使いますよね。そんな環境にいるので肌も乾燥しがちです。
乾燥している肌は、紫外線の影響を受けやすいと言われています。

化粧下地やファンデーションに日焼け止め効果があるけど、過信は禁物


でも、化粧下地やファンデーションはSPF数値って30くらいが多いよね。
SPF値は、日焼けして肌が赤くなるまでの時間を、どれくらい遅らせることができるかの目安。
大体、紫外線に当たってから、肌が赤くなるまで15分から20分と言われています。
それをSPF値30なら、30倍遅らせることができるという目安です。
SPF30なら、7時間半~10時間遅らせることができます。理論上では。
人によっては、15分と言わず、10分ほどで肌が赤くなる人もいますし、日焼けしやすい鼻などは、皮脂の分泌でメイクが崩れやすいので、7時間も紫外線防止効果があるとは限りません。

メイクした上から日焼け止めクリームを塗りなおすのは、ちょっと難しいですから、メイク直しの方が現実的といえますね。


よれたファンデーションをキレイにならして、またファンデーションをキレイに重ねるって、結構難しくないですか?
変にゴテゴテしてしまったり。
その点、ルースパウダーなら簡単。
皮脂を押さえて、パウダーで押さえれば、厚塗り感も無いのでありがたい。
SPF値の高いパウダーも販売されていて、この夏も非常に重宝しました。
特にこちらのパウダーは、粉っぽくならず、肌もしっとりするのに、自然なツヤが出るし、日焼け止めクリーム特有のキシキシ感や重さも無く、乾燥しがちな冬にも大活躍でした。