夏が終わると、気になるのが肌の乾燥

肌が乾燥すると、痒みが出たり、小じわの原因となったり、深刻な肌の悩みに繋がってしまいますよね。

 

ですから、これからの季節は特に、保湿力の高いスキンケア化粧品が人気となります。

でも、スキンケアを念入りにしても、乾燥する人もいますよね。

潤った肌になるためには、どうすればいいのでしょうか。

スキンケア以外に何かできることはないか、調べてみました。

 

肌の水分ってどこから来るの

肌が乾燥する理由は、

 

加齢によって、肌の保湿能力が落ちた。

肌に触れる空気が乾燥している。

 

など、色々な原因があります。

 

では、そもそも肌の水分って、どこからやってくるんでしょうかね。

 

スキンケアで潤わせることができるのは角層まで

肌が乾燥すると、スキンケア化粧品などを塗って、保湿しますよね。肌の表面はしっとりして、一瞬で乾燥からサヨウナラ。

 

けれど、これは肌の表面だけが潤った状態です。

 

よく、CMや化粧品のパッケージで見かけますよね。

「※ 角層まで」

 

「このスキンケア化粧品は、角層までしか浸透しませんよ」っていう注意書きです。

 

ちなみに角層とは、肌の一番表面にある角質細胞の層で、ラップほどの薄さです。

 

スキンケア化粧品では、そのラップほどの薄さの場所しか、保湿できないんです。

 

その下には、肌のターンオーバーにも関わっている基底層や、コラーゲンやエラスチンなどが存在する真皮がありますが、そこには届かない・・・。

 

 

肌の水分は体の中からやってくる

スキンケアでは角層より下は保湿できませんが、だからと言って、乾燥してカラッカラではありませんよね。

それは、肌の水分は体の中からやってくるからなんです。

 

ヒトの体の60%は水分でできている

 

そんなことを耳にしたことがあると思います。

 

ただし、全身均等に水分が60%かというと、そうではなくて、体の表面に行くほど、水分は少なくなるといわれています。

だから、肌の表面は乾きやすいんですね。

 

「でも、60%も水分があれば、角層より下の肌の水分も大丈夫よね」

そんな風に思ってしまいますが、それは、若者に限ってのこと。

 

 

実は、体の水分も加齢によって減ってくるのだそう。赤ちゃんの頃は80%だったのが、大人になると60%まで減少。さらに60歳以上になると、体の水分は50%ほどになるようです。

知らず知らずのうちに、体の水分は減っているんですね。ああ怖い。

 

本当に潤った肌を目指すなら、体の中の水分を増やすことも大事

潤った肌というのは、表面だけがしっとりしていればいいわけではありません。

 

本当に潤っている肌は、肌の表面だけでなく、内側も水分も保持し、さらには、水分が蒸発しないように、肌のバリア機能がしっかり働いている状態です。

 

バリア機能は、外部からの刺激だけでなく、体の中の水分の蒸発を防ぐ役割があります。

中でも、セラミドは水分を抱え込むようにして保水するので、蒸発防止に役立つ成分です。

 

角層より肌の内側は、スキンケアでは潤すことが難しい上に、加齢とともに体の水分が減りゆくわけですから、意識的に体の水分の蒸発を防ぎ、増やすケアが必要ということになりますね。

 

 

体の中の水分を増やす方法

水をマメに少しずつ飲む

美容のために「1日2リットル水を飲んだ方がいい」と聞いて、ずいぶん前に実行していたことがあります。

でも、体の中の水分を増やすなら、1日のどれくらい飲むかより、マメに少しずつ飲むのがいいそうです。

一度にたくさんの水を飲んでも、体が吸収できる水の量は、30分に200mlほど。残りは吸収できずに、体を素通りしてしまうのです。

 

寒くなると、冷たい水を飲むと体が冷えるので、白湯がおすすめです。

睡眠時は、当然飲めないので、寝る前と起きた後に飲むと良いですね。

 

 

塩分の取りすぎに気を付ける

塩分を取りすぎるとむくみますよね。いかにも体の中に、水分が増えたように感じますが、そうではないんですね。

 

人の体は、多くの細胞からできていて、それぞれが機能して生命を維持しています。

1つ1つの細胞が正しく機能してこそ、健康でいられるし、美容の面でも年齢に応じた美しさをキープしていけるわけです。

ところが、塩分を取りすぎると、血液などの塩分濃度が上がります。すると、周りの細胞は浸透圧によって、細胞内の水分が流れ出てしまいます。

 

 

細胞の水分量が減るということは、体内の水分量にも影響を与えます。

寒くなると、暑い季節に比べて、味の濃いものが美味しく感じます。血圧が標準値でも、塩分はほどほどに。

 

 

呼吸は、鼻呼吸でする

日ごろ、何気なくしている呼吸ですが、鼻でも口でもできますよね。どちらでしてますか?無意識のうちに口で呼吸してませんか?

 

実は、口で呼吸をおこなう口呼吸は、ドライマウスになるだけでなく、体の内側の水分も蒸発しやすいのだそうです。

 

風邪をひいたりして、鼻が詰まって口呼吸なんてことが、寒い季節は増えますよね。で、「このくらいなら、そのうち治るわ」とついついほったらかしにしがち。早めに病院に行くなどして、鼻呼吸できるようにするのがいいですね。

 

 

筋肉をつける

体の脂肪と筋肉で比べると、保水力が高いのは筋肉だそうです。

女性に比べ男性は、一般的に筋肉量は多いですよね。ということは、男性は女性に比べ、体内の水分が多い傾向にあるということ。

女性の方が圧倒的に、肌の乾燥で悩む人が多いのも納得ですね。まあ、男性の方が肌に対して無頓着だったり、皮脂が多いのもありますが。

 

筋肉をつけると、体系維持や冷えの改善にも役立ち、いいことたくさん。私、こっそりスクワットにはげんでいます。おばあちゃんになっても元気でいたい。

 

 

洗いすぎには気を付ける

せっかく体内の水分を増やしても、肌の表面からどんどん蒸発しては、意味がありませんよね。

肌の水分の蒸発を防ぐためには、バリア機能がしっかり働いてることが大切。そのためには、角質細胞同士をくっつけている、細胞間脂質の流出をストップしないといけません。

 

クレンジングや洗顔のやりすぎは無いでしょうか?

熱いお湯で顔を洗ってませんか?

ちなみに顔を洗う適温は、32~34℃くらいです。わりと冷たいです。

 

本当に潤った肌になるために欠かせない、3つの事

肌が乾燥していても、クリームなどを塗れば、すぐに潤ったような気になるもの。なので、気が付きにくいですが、肌の内側はまだ乾燥しています。そして内側の乾燥が、肌の表面の乾燥を招いているわけです。

 

  • スキンケアで肌の表面を保湿する
  • 体の中の水分を増やす
  • 細胞間脂質の流出を防いで、肌のバリア機能を守る

 

この3つをそろえることが、本当に潤った肌になる近道です。