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この記事の最終更新日は 2018年7月5日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
シートパックしてますか??
パックするとなんか、リッチでめっちゃ肌にいいことしてる気分になりますよね。
今日は気分だけでなく、シートパックの効果を最大限に、しかも短時間で発揮する方法をお伝えします。
目次
シートパックが効果的なのはなぜ?
シートパックに含まれる美容成分は、いろいろな種類がありますよね。でも、同じような美容成分を含んだ美容液や、乳液やクリームなども存在します。
美容液やクリームは手で馴染ませるだけ。とても手軽ですよね。それなのに、シートパックが存在するのは、効果があるから。
では、なぜシートパックが効果的なのかというと、それは肌をしっかり被う密閉効果で、シートパックに含まれる美容成分を、集中的に肌に浸透させることができるからです。
コットンパックではダメなの?
手持ちの化粧水を、コットンに含ませてパックする方法もありますよね。この方法でも肌はしっとりします。けれど、含まれる美容成分は、化粧水よりもシートパックの方が多いもの。角質に美容成分を浸透させるなら、シートパックの方が有効。化粧水の成分のメインは「水」ですから、いたしかたない。
種類も豊富で、価格も安いものから高いものまであるシートパック。せっかく買ったのなら、美肌になるために、効果的な使い方をしてみませんか?
シートパックは使うタイミングでより一層効果的になる
シートパックはスキンケアの一環として、朝や夜に使われることが多いと思いますが、一番効果的に使えるタイミングは、入浴直後なんです。
入浴直後の肌の状態は、
- 余分な皮脂がキレイに洗い流されている。
- 角質がふやけている状態なので、美容成分のなじみがいい。
そんなことから、シートパックを使うタイミングは、入浴直後がおすすめなんです。
確かに、皮脂が残った肌に美容液は浸透しにくいですし、乾いた肌に直接より、化粧水を付けた後の方が、クリームの馴染みがいいですよね。
入浴直後の肌は、肌がふやけているので、保湿されているようにも見えますね。
でも、お風呂から出ると、周りの湿度は一気に下がります。そして体は温まっていて、肌の温度も高いので、角質の水分が一気に蒸発していくんです。お風呂から出て20分後には、お風呂に入る前よりも、肌が乾燥するといわれています。
シートパックは、一般的に保湿効果が高いものが多いので、水分の蒸発を防ぎ、効率よく美容成分を角質に浸透させることができます。
ですから、入浴直後、タオルで拭いてすぐにシートパックを使うのがベストです。
このひと手間で、さらにシートパックの効果を引き出せる裏技
シートパックにラップを重ねると、さらに効果を引き出せます。
キッチンにあるラップを鼻の部分を避けて、シートパックの上に重ねます。一枚を鼻より上に、もう一枚を鼻より下にラップをすれば簡単。大きい一枚のラップを、鼻の部分だけ穴を開けて使うのは、これまた難しい。
ラップを重ねることで、より一層密閉されるので、美容成分が効率的に浸透するのだそう。この方法なら、1分でも十分。朝のメイク前にパックする時には、助かる時短術ですね。
さらに、ラップが無い、もったいないと感じるなら、乳液でも代用できます。シートパックの上から乳液を塗ると、密閉効果が上がるので、こちらもシートパックを効果的に使うことができます。
シートパックを外した後は、手のひらで顔を包み込むように、軽く押さえて馴染ませます。そのあと、乳液やクリームなどでスキンケアしておしまい。
使い終わったシートパックを、首になじませるのは、もうお約束。
こんなシートパックは逆効果
美肌に役立つシートパックですが、間違った使い方をすれば、効果も半減どころかマイナスに。なんでも、正しく使ってなんぼ。
シートパックを肌にのせる時間が長い!!
「美容成分を浸透、浸透」と長い時間シートパックをのせると、シートパックはだんだん乾いていきますよね。水分は乾いている方へ移動していくので、今度は肌の水分が、乾いたシートパックに移動していくことに。
商品のパッケージに書かれた時間を守りましょう。
絶対忘れる自信があるわ~
日に焼けた肌にシートパックをON!!
シートパックの中には、美白効果をねらったものがありますよね。ビタミンCやアルブチンなどの美容成分を含んでいます。
うっかり日焼けし時、「シミになるぅ~」と慌ててシートパックをのせて、「セーフッッ!!」とかしてはいけません。
そもそも、日焼けした肌は炎症を起こしている状態です。普段なら何ともない成分でも、炎症を起こしている肌には、刺激になることもあります。
シートパックは、美容成分を効率よく浸透させるスキンケアですよね。
「炎症を起こした肌に、刺激になるかもしれない美容成分を、効率よく浸透させる。」
うん、怖い。
目の周りや口のまわりは放置
シートパックで効果が得られるのは、パックが密着しているところ。シートパックは目の周りや口のまわりは開いていますよね。でも、その部分って割りと乾燥が気になるところです。
先ほども触れましたが、入浴後はどんどん肌の水分が蒸発していきます。頬はしっとりぷるぷるなのに、目のまわりはカサカサにならないように、シートパックの前に開いているところだけケアするなど、対策が必要です。
シートパックの選び方
成分でシートパックを選ぶ
肌の悩みにあった成分で選ぶなら、
- 美白効果がほしいとき
ビタミンCやアルブチン、ハト麦エキスなどの美白成分が含まれているパック
- 保湿したいとき
セラミドやヒアルロン酸が含まれているパック
- アンチエイジングしたい
コラーゲンやプラセンタ、抗酸化成分が含まれているパック
価格で選ぶ
安いもの高いもの色々ですよね。美容成分を高濃度で配合すると、当然シートパックの価格もあがります。
ただ、シートパックは美容成分だけの値段ではありません。シートの分の値段も含まれますよね。薄くてゴワゴワしたシートの材料費は、おそらく安いでしょうし、分厚くて、顔にフィットしやすいよう、切り込みの入ったシートはそれなりにしますよね。
シートパックに限らず、値段だけで質を判断することはできません。でも、シートパックには美容成分だけでなく、忘れがちなシートの値段も含まれていると思えば、選び方も変わってくるのではないでしょうか。
個別包装か大容量パックか
シートパックには、1回分ずつ包装された、使い切りの個別包装と、何枚もまとめて一つの袋に入った大容量パックのものがあります。
大容量パックのいいところは、プチプラのものが多いこと。お財布に優しい。
けれど、何度も袋の開け閉めを繰り替えすので、外気に触れます。そして、使わないシートに触れてしまうことも。キチンと袋を密閉しないと、シートが乾燥してしまいますし、取り扱いには、注意が必要ですね。
個別包装のほうは、価格が高くなりがちですが、1回使い捨てなので、防腐剤の量を抑えることができます。
また、旅行などでも、持って行きやすいですよね。
バラエティショップにいくと、デザインの凝った面白いパックもあります。シートパックは種類も多いですから、色んなものを試しながら、楽しみつつ使うという手もあります。
美肌になるためには、気分よく、楽しみながら使うことが、美容効果を上げることに繋がるそうですよ。