「毛穴 開き 改善」
「毛穴 開き 化粧品」
一度くらいは、こんな言葉でネット検索したことあるのではないでしょうか。

ネットや美容に関する本を見ると、毛穴の開きを改善する方法が、たくさん紹介されていますよね。
しっかり保湿して肌をふっくらとさせること
ハリをもたらす美容液でケアすること
毛穴を引き締める為に、収れん性の化粧水を使うこと、などなど。
私自身、長年、毛穴の開きが悩みだったので、色んな方法、毛穴に良いとされる色んな化粧品を試してきましたが、一時的に、しかも少しだけ毛穴の開きが改善されることはあっても、長続きすることはありませんでした。

美容皮膚科でも、開いた毛穴を完全に目立たなくするのは難しいそうなので、半分あきらめていたんですよね。


前に肌断食をした時は、乾燥して毛穴が余計に目立つようになったよ。


目次
その毛穴の開き、保湿成分であるグリセリンが原因かもしれない。
私が長年悩んできた、毛穴の開きの原因は、どうもグリセリンが原因だったようです。
ちなみにグリセリンとは・・・
化学式はCH2(OH)CH(OH)CH2OH
アルコールというと、エタノールのイメージが強くて、肌には刺激があるイメージですよね。エタノールは一価のアルコールで、グリセリンは三価(多価)アルコールで、全く別のものです。
グリセリンは安全性が高いので、化粧品には保湿剤としてよく配合されています。
むしろ、グリセリンを含まない化粧品を探す方が難しいくらいです。


安全な成分=肌がキレイになる、とは限らないということです。
肌に悩みがある、トラブルが起こった時、化粧品の成分に注目することありますよね。
どの成分が良くないんだ、刺激になったんだと調べたりしませんか?

で、「安全性が高い成分である」と言われれば、その成分が肌に悪さをしているなんて思いませんよね。
安全と言われるグリセリンが、毛穴を広げるなんて思ってもみませんでした。
けれどネットを見ていると、「グリセリン配合の化粧品を使うと、テカるし毛穴が目立つ」という人が、結構いらっしゃるんです。
いやよね。ボコボコのお肌。
中には、自分のグリセリン配合の化粧品が合わないという経験から、グリセリンフリーの化粧品を作ったという方もいらっしゃいました(手作り化粧品ではなく、化粧品を製造し販売されていました)。
グリセリンは安全性の高い成分ということも事実
グリセリン配合の化粧品で、毛穴の広がりを感じた人も結構いることも事実
我々エイジング世代には、化粧水だけでも、肌がしっとりするようなものが好まれます。
美肌のためには保湿は大切ですし、加齢によって肌も乾燥しやすいので、保湿重視になるのは当然とも言えます。
さらに、乾燥だけでなく、小じわやたるみ、シワなどの肌の悩みも増えて、そのための美容液を使うこともありますよね。
そして、その美容液にも保湿成分として、たいていグリセリンが入ってたりします。
私自身、肌の悩みを改善しようと、あれこれケアするたびに、グリセリンを肌につけていたわけですが、グリセリンが配合されていない化粧品を選ぶことで、鼻や頬の毛穴の目立ちも、テカりも数日で改善されました。
安全と言われているグリセリンが、毛穴を広げる原因になっていたことに驚きましたし、長年の肌の悩みの毛穴やテカりが、数日で改善したことは、驚きを通り越して、「こんなに簡単に毛穴が閉じるのか、今までなんだったんだろう」とぼうぜんとしました。
グリセリンを使わない化粧品を使うと、早い段階で毛穴が目立たなくなるという方が多いようです。
肌がターンオーバーしても、毛穴が相変わらす目立つという場合は、グリセリン以外に原因があるのだと思います。
グリセリンフリーのスキンケアをする時、注意すること
そうか、グリセリンは毛穴を広げることがあるのか。
じゃあ、今からグリセリンを配合していない化粧品を使おうっ。
毛穴に悩んでいると、すぐグリセリンフリーを実行したくなりますが、注意が必要です。
特に、我々エイジング世代は要注意。
肌の乾燥には注意
グリセリンは保湿力が高い成分です。
そのグリセリンを配合していない化粧品となると、たいてい使用感はさっぱりとしています。
グリセリンを配合しない化粧品は、エイジング世代には物足りないと感じることもあります。
肌の乾燥の元になる、クレンジングや洗顔のやりすぎには、今まで以上に注意が必要です。
セラミドなど、グリセリンに変わる保湿効果の高い成分が入った化粧品を使うなど、工夫が必要です。
全ての化粧品をグリセリンフリーにする必要があるのか、見極めも大切
全ての化粧品を完全にグリセリンフリーにすると、保湿力が足らず、肌が乾燥することがあります。
肌が乾燥すると、毛穴が目立つこともあり、それでは本末転倒ですよね。
グリセリン配合の化粧品で、肌が痒くなったり、赤みが出たり、沁みたりということであれば、グリセリンを控えるのが望ましいと思います。
でも、毛穴が開いて目立つ、皮脂の分泌が多くなるという場合なら、全ての化粧品をグリセリンフリーにしなくても、毛穴の開きを解消できるかもしれません。
私の場合ですが、グリセリン配合の化粧水は、ほぼ間違いなくテカるし、毛穴も目立つようになります。
先日、水100mlに、グリセリン小さじ1/2の化粧水を作ってみましたが、3日目には毛穴が目立つようになりました。

化粧水を手作りする場合、グリセリンの濃度は5~10%が目安だそうです。
私が作ったものは、約2.5%濃度のもの。
グリセリン配合の化粧水は、どうにも合わないのだと感じました。
私の場合は化粧水のグリセリンは要注意
でも、クリームや日焼け止め、ファンデーションは、グリセリンが入っていても、テカらず、毛穴も広がらず、大丈夫なものもあります(もちろんダメなものもあります)。
グリセリンの配合量の影響なのか、他の成分との関係なのかはわかりませんが、全てグリセリンフリーにしなくても大丈夫でした。
グリセリンは安全性の高い保湿成分。エイジング世代は柔軟にグリセリンフリー
エイジング世代向けの化粧品は、保湿力も高く、肌のハリやしわ、シミなどの悩みに役立つ美容成分もたっぷり入ってます。
もちろん、その多くはグリセリンが配合されています。
「グリセリンは毛穴を広げる悪い成分」とすべて諦めてしまうのはもったいないですよね。
エイジング世代は、グリセリンを配合していない化粧品を見つけるだけでなく、グリセリンが入っていても、毛穴が広がらずに使える化粧品を探すことが、必要かもしれませんね。

