栗九の曲げわっぱのおひつが、我が家で今年買ってよかったものNO.1です。
まだまだ2018年続くんですけどね、でもわっぱのおひつが1番です。それくらい、買ってよかったです。
ご飯が美味しくなるとは言うけれど、
手入れは難しくないかな?
おひつに入れたご飯は傷みにくいの?
気になるところをレビューしたいと思います。
目次
ご飯を鍋で炊く人の強い味方、おひつ
鍋でご飯を炊く人が増えましたよね。我が家も、かれこれ5年、無水鍋や土鍋でご飯を炊いています。
今まで使っていた炊飯器より、美味しく炊きあがるので、やめられませんっ。
ただ、炊飯器と違って保温機能は無いので、時間が経てばご飯は冷めていきます。冷めるだけならいいのですが、熱いごはんの蒸気が水滴に変わり、ごはんがベタつくのがデメリットです。
そこで、炊き上がったご飯を、おひつに移しておくと、余分な水分をおひつが吸い取ってくれます。ごはんがベタつかず、美味しく食べられます。
木でできたおひつの他に、セラミックでできたおひつも売っていますね。セラミック素材のいいところは、レンジを使ってご飯の温めなおしができるところ。
見た目も美しい曲げわっぱのおひつに
実は、ご飯を鍋で炊きはじめたころ。セラミックのおひつを使っていたことがあります。でも、使い方がわるいのか、相変わらずご飯のべたつきに悩むことに。
そんな時に知った、栗九さんの曲げわっぱのおひつ。
やっぱり、木製のおひつかな??
わー、曲げわっぱのおひつ、見た目がすごくキレイっ!!
ひぃ~っ、高いっ。
まあ、おひつ無くても過ごせるしな。
キレイー。
手入れが大変そう。
カビたりせんかな?
でも、キレイやなー。
やっぱ、木製やな。
いやいや、買わんでも過ごせるやろ。
というより、高いな。買われへんっ。
っていうのを、2年ほど繰り返してました。買って後悔した場合、ダメージのデカい金額ですから。
おひつを実際に見る為に実演販売に行ってみる
栗九さんのお店は秋田県にあるのですが、各地の百貨店でも実演販売もされています。もう、ごちゃごちゃ悩んでもしょうがないので、実演販売に行って、現物を見て考えよう。
ということで、高島屋に。
東北物産展のコーナーの一つに、栗九さんのブースがありました。わっぱのお弁当箱とともにおひつも並んでました。わーっ、キレイ~。
女性の方が、親切に私の質問に丁寧に答えてくださって、取り扱い方も教えてもらいました。
「うん、これなら、使っていけそう。」ということで、購入決定。
ちなみに実演販売の日程は、公式サイトでチェックできますよ。
曲げわっぱのおひつを洗うときのお約束
一番最初は、まずは洗います。

洗ったあとは、キチンと乾かそう
おひつのご飯が空っぽになったら、また水洗い。





どの大きさを買ったらいいの?

おひつに入れとけばご飯が傷まないの?
スギの抗菌効果で、おひつに入れたご飯は2~3日傷まないというのを聞いたことがあります。
でも、最近の夏は暑いしねぇ~。住まいの気密性も高いし。どうなのかしら。
購入時に聞いたところ、「最近の異常な暑さでも、丸一日はまず大丈夫!」だそうです。
結局、食べ物が痛む原因の一つは、余分な水分があるから。おひつ余分な水分をとってくれるので、傷みにくいんだそうですよ。
実際、うちの家族のお腹も無事です。
栗九さんから聞いたアドバイス
我が家は、キッチンがそんなに広いわけではないので、5合のおひつ(直径23cm)を買いました。でも、5合浅型(直径26cm)は面積は大きくなるけど、酢飯を作ったりする飯切りにも使えるのだそう。家でお寿司を手作りする機会は、そう多くないでしょうから、おひつが飯切りに使えるのは、嬉しいですよね。
ただし、酢飯や炊き込みご飯など、白米でない物をおひつに入れるのは、1年経ってからならにしてくださいとのこと。
それから、われたり、かけたりしても、修理もしてくれるそうです。
おひつのある暮らしをしてみて思ったこと
「もっと早く買えばよかった。」
この一言につきます。
このおひつに不満なところが一つもないです。取り扱いも簡単だし、本当にご飯が美味しくなるし、満足満足。
冷めたご飯も美味しい。ホカホカご飯だけが白飯の醍醐味ではないんやで。
スギの香りは、2~3回ほどはしっかりしましたけど、それ以後はほのかに香るのみ。
息子はにおいにも敏感で、偏食気味なんで、おひつのご飯食べられるかちょっと心配でしたが、「美味しい~」と食べてくれてます。
むしろ、おひつに入れてすぐよりも、おひつでしばらく寝かされたご飯を欲しがります。
それから、食卓におひつを置いておけば、お代わりも自分でよそってくれます。以前は、土鍋だったので、蓋も重くて熱いので、自分ではやりたがりませんでした。でも、おひつのフタは軽いし、熱くない。しかも程よく冷めているので、食べやすい。
そして、おひつ生活を初めて、圧倒的に減ったものは、ラップの消費量。余ったご飯はラップで包んで冷凍してましたが、夜炊いて翌日の昼には食べきるので、冷凍いらずです。
我が家の小さな冷蔵庫にはありがたいことです。
おまけ:栗九さんから聞いた妙にほっとした話
おひつを買ったときに、小さめのしゃもじを下さったんですね、同じ木製の。
それまで、我が家はプラスティック製の、表面ボコボコの米粒くっつかないしゃもじを使ってました。
あっ、もしかしたら、おひつにはプラスティック製のしゃもじって良くないのかな?木のしゃもじの方が、あたりがソフトやし・・・。
そんなことが、頭によぎりました。
でも、栗九さんが、
「普段は、プラスティックのしゃもじ使ってるんですけどね。お客さんが来たときは、雰囲気がいいので、木のしゃもじ使うんです~」
プラスティックのしゃもじ、使いはるんやな~と、何か勝手にほっとしました。