「クレンジングは肌に必要なセラミドなどまで洗い流してしまうので、肌への刺激が強く良くない」とよくいわれますよね。
ですから私たちは、少しでも肌へ負担のないクレンジング剤や、クレンジング方法を探すわけです。
いっそのことクレンジングは使わず、石けんで落とすことができるメイクに変える方もいらっしゃいますよね。
それはクレンジングより、石けんは肌への負担が少ないと言われているからです。


私はとびついちゃいます。
私は、アイシャドーなど好みのカラーが、石けんで落とせるメイクで見つからないので、クレンジングが必要なメイクをしています。
ですから、クレンジング剤を使ったり、オイルで浮かせて石けんで落とすという方法をとっていました。
でも、ナールスエークレンズというクレンジングは石けんより優しく、しかもW洗顔不要のクレンジングらしい。
パパッとメイクオフできるなんて、とっても魅力的。
でもクレンジングなのに、石けんより優しいなんてできるの?本当に石けんより肌に優しいクレンジングだとしたら、毛穴の汚れなんて落とせるの??疑問がいっぱいです。
先にナールスエークレンズの全貌をチェックしたい方はこちらです。
目次
ナールスエークレンズが、石けんよりも肌に優しくメイクオフできるのはなんで?
ナールスエークレンズはゲル状のクレンジングです。
クレンジングゲルは、一般的にはクレンジングオイルとクレンジングミルクの間くらいの洗浄力と位置付けられています。
ゲル状であることから、クレンジングの時に肌への摩擦を防ぎやすいので、おススメされる美容化の方もいらっしゃいます。
美溶液クレンジングなんて言われるのは、大体ゲル状のクレンジングではないでしょうか。
実際に私も、他のクレンジングゲルをいくつか使っていたことがあります。
美容成分がたっぷり配合されていて、しっとり洗いあがるのですが、ツルンっとメイクが落ちるので、洗浄力は割りとあるなとは思っていました。
それが30代後半になって毎日使っていると、洗いすぎているなと感じることがあって、クレンジングゲルは使わなくなっていました。
ところがナールスエークレンズは石けんよりも優しいらしい。


ナールスエークレンズの全成分
石けんより優しくメイクオフできる理由は、アミノ酸系の成分のおかげ


ナールスエークレンズの成分のうち洗浄成分は、ラウリン酸ポリグリセル-10とラウロイルグルタミン酸Na。
そのうち、アミノ酸系洗浄成分と言われるのは、ラウロイルグルタミン酸Na。
洗浄力は非常にマイルドで、この成分が主成分となると、脂性肌の人には物足りないと感じることもあるようです。
また、ラウリン酸ポリグリセル-10も洗浄力が穏やかで、ヒトの皮脂と似た構造をしているのだそう。


ヒトの肌は弱酸性です。
通常、石けんはアルカリ性ですから、石けんで洗うと肌表面はアルカリ性に傾くわけです。
もちろんずっとアルカリ性に傾いたままではなく、時間とともに肌は弱酸性に戻ります。


肌の状態が良ければ問題ないのですが、乾燥がちだったり、敏感になっている場合には、アルカリ性に傾くことは、刺激になるそうです。
ナールスエークレンズは、洗浄力が穏やかであること、肌と同じ弱酸性でバリア機能や、常在菌のバランスを崩す心配が無いので、石けんより優しいという理由のようです。
肌に刺激となるものは極限まで排除
石けんの魅力は、成分がとてもシンプルなところですよね。
あれこれ混ざっているよりも、アレルギーなどのリスクも減ります。
ナールスエークレンズは、石けんほどシンプルなつくりではありません。
ですが、ゲル状クレンジングの中では、比較的配合成分はシンプルに感じます。
また、香料やパラベンなど肌の刺激になる成分は極力排除して作られています。
肌に優しいクレンジングは毛穴の汚れまで落とせない?
ナールスエークレンジングは洗浄力が穏やかでエイジング世代にも安心なのですが、逆に毛穴の汚れとかって落ちないんじゃない??という疑問がわきますね。



また、毛穴ケアの救世主、アーティチョーク葉エキスで毛穴の黒ずみや開き、たるみまでケアしてくれるそうです。
黒ずみや開きに、たるみまでケアしてくれるなんてすごいね、アーティチョーク。
ナールスエークレンズを1カ月使ってみた感想
洗浄成分は穏やかとはいっても、クレイが入っているので、乾燥するかも?と思ってましたが、そんな心配は無用でした。
洗い上がりはしっとりしていて、突っ張ることもありませんでした。
今までクレンジングは使い続けていると、乾燥してきたり、洗いすぎてるなと感じることがありましたが、ナールスエークレンズは毎日使い続けても、毎回しっとり洗いあがります。
そして毛穴の汚れですが、オイルクレンジングのように、角栓がポロッととれることはありませんが、気が付いたら毛穴もキレイになっている、という感じです。
ナールスエークレンズのデメリットはないの?
石けんよりも肌に優しくて、毛穴ケアもしてくれるなんてナールスエークレンズはいいことばかりですが、デメリットは無いのでしょうか。
使う時にコツがいる
ナールスエークレンズは、洗浄力が穏やかなので、まずは手をキレイに洗ってから使うのがポイントです。
手の汚れとゲルがなじんで、メイクが落としにくくなるそうです。
また、実際に使ってみて、まずは素早く顔全体にゲルをのばすことも、スッキリメイクを落とすコツに感じました。
「まずはTゾーンになじませて、その手で頬を・・・」とやっているとあとの部分は、メイクが落ちにくいように感じました。
ナールスエークレンズをサクランボ大ほど手に取ったら、額、鼻、頬、あごにゲルを分けてのせ、とりあえずサッと顔全体に伸ばし、それからクルクルとゲルを丁寧に馴染ませると、すっきり落ちました。
丁寧にといっても素早く、1分程度ですすぎも終わるようにするのがベストです。
マツエクOKだけどちょっと目に染みる
マツエクしていても、ナールスエークレンズは問題なく使えるそうです。
ただし、目の周りに使う時は、ちょっとしみます。
石けんやシャンプーが目に入った時よりはずいぶんマシですが。
洗浄力が穏やかなので、ウォータープルーフのアイメイクは専用リムーバーで落とす必要があります。
ウォータープルーフでなくても、ペンシルタイプのアイライナーは、やや落としづらいものがありますよね。
よくよくクレンジングを馴染ませないと落ちない場合は、専用リムーバーで先に落とした方が、痛い思いをしないですむと思います。
ちなみに、リキッドタイプのアイライナーは、ゲルをよくよくなじませなくてもすっきり落ちました。
ナールスゲンが入ってない
このナールスエークレンズは「ナールス」というスキンケア製品の一つです。
クレンジング以外にも、化粧水や美容液にクリーム、日焼け止めも販売されています。
で、この「ナールス」のイチオシ成分がナールスゲンです。
ナールスゲンという成分は、京都大学と大阪市立大学院が共同開発されたもの。
その働きは、
- 真皮の繊維芽細胞を活性化して、コラーゲンやエラスチンなどを増やす
- 肌の水分量を保持する
- 紫外線による光老化を押さえる
など、年齢肌に悩む我々には頼もしいかぎり。
ところが、ナルスエークレンズだけには、ナールスゲンが配合されていないんです。


ナールスゲンが配合されていないのは残念ですが、洗浄力が穏やかなクレンジングというのはとても貴重。

肌に優しいクレンジング探しが終わるかも??
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