石油由来の成分は、嫌いじゃないですか?

 

合成界面活性剤に、おびえていませんか?

 

「○○不使用」の化粧品選びに疲れていませんか?

 

そんな方に読んで頂きたい、今日のお話。

 

石油由来成分を配合した化粧品、は嫌われる傾向にありますよね。

 

「石油由来成分不使用」

「石油系合成界面活性剤不使用」

 

など、その化粧品の特徴として、表示されることも多いです。

 

石油系の化学的に合成されたものは肌に悪い。

植物由来のものは肌に優しい。

 

私も、30代に入ってから徐々に肌の衰えを感じるようになりました。

ちょっとネットで検索すれば、肌にいい成分、悪い成分などがわかる、ありがたい時代。

つや子
つや子
そうだ、美肌になるために、石油由来成分不使用の化粧品だけ使おう!!

 

化粧品の表示成分とにらめっこが始まりました。

つや子
つや子
う~ん、コレも合成界面活性剤が入っている・・・。
つや子
つや子
なかなか見つからないよ~。もう疲れたよ~。

 

界面活性剤は、化粧品だけでなく食品にも使われていています。界面活性剤の使用無くしては、今の生活は成り立たないともいわれています。

 

ちなみに界面活性剤とは・・・

分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称

(Wikipediaより)

 

界面活性剤は、水にも油にもなじみやすい物質なので、水だけでは洗い流せない油分を含む汚れを洗い流したり、混ざり合わない水と油も均等に混ぜてしまう(乳化)ことが出来るのです。

 

化粧品では、

  • 洗顔料やクレンジングに配合して、汚れを落とす。
  • 美容液やクリームなどに配合される、水溶性の原料と、油性の原料を均一に混ぜ合わせて品質を高める。

などの働きをしています。

 

もう、ありとあらゆる化粧品に配合されているので、合成界面活性剤不使用のものを探すのは大変です。

 

見つけても使用感がいま一つだったりで、満足のできるもが見つからない。

 

そして、気が付いてしまった・・・。

つや子
つや子
成分にこだわらなかった時の方が、肌の調子良くない??

 

がんばって成分を見て、調べて選んだつもりでしたが、肌の調子はあまりよろしくない・・・。

 

がんばったのに、肌がキレイにならずショック。

 

 

肌のトラブルは、本当に化粧品せいなのか??

30代になると、肌の衰えを感じる人も多いですよね。

それを解決するために、スキンケア化粧品を代えてみたり。

成分の事を気にしたり、調べてみたり。

 

で、大体行き着くのが「この○○という成分は危険」

 

そして、その心配な成分を一切排除したスキンケアが肌断食。

必要ならば石けんとワセリンでケアする肌断食

 

そもそもスキンケアやメイクをしないので、危険な成分を全部カットできます。

肌断食の考え方として、スキンケア化粧品やメイクアップ化粧品は肌を傷めるとされています。

配合されている界面活性剤が、肌のバリア機能を壊すというのが、大きな理由です。

 

「色々スキンケア化粧品を試しても、肌のトラブルが無くならなかったのに、肌断食したら無くなった」

そんな話を聞くと、「やっぱり化粧品は肌を傷めるんだ」と思います。

 

でも、この「化粧品は肌を傷める」は、半分あっていて半分間違っていると思うのです。

 

まず、クレンジングや洗顔。

これらは、肌に負担のかかる行為です。でも、メイクは落とさないといけないし、肌も清潔に保つためには欠かせません。

 

皮膚科医の吉木伸子先生は「クレンジングは必要悪」とおっしゃいます。

 

肌への負担を減らすために、洗浄力の強すぎないものを使ったり、手早く済ませる必要があります。

逆に、洗浄力の強いもので、長時間洗うと、当然肌の負担は増えて、必要な角質細胞も洗い流され、バリア機能も壊れることになります。

 

そして、このバリア機能が壊れた肌は、刺激を受けやすい状態です。スキンケア化粧品に配合される成分だって、刺激となりうるのです。

 

だから、バリア機能が壊れないクレンジングや洗顔に代えて、十分に成長した角質細胞がそろって、バリア機能が機能するまでは、スキンケアを代えたとしても、結局刺激となるんです。

 

肌断食をすれば、クレンジングが不要となり、バリア機能が壊れる大きな原因が無くなります。

そしてそれを継続すれば、バリア機能も正常に働くようになりますよね。

 

バリア機能がきちんと働けば、刺激にも強くなり、水分の蒸発も防げます。その結果、トラブルのない肌になります。

 

もうそうなれば、以前のトラブルのある肌には戻りたくないし、手入れもラク、お金もかからないという、肌断食のメリットもありますから、再びスキンケア化粧品をつける人は少ないでしょうね。

 

でも、バリア機能がきちんと機能する肌なら、スキンケア化粧品を使っても、以前のようなトラブルは起きないこともあるのでは??

もちろん、人によっては、どうしても肌に合わない成分というのがありますけども。

 

つや子
つや子
「悪いのは化粧品」というより、洗いすぎることが一番悪いんじゃないかな??

 

植物由来なら肌に優しい??植物でも合成でも、それはそれ、これはこれ

「植物由来の成分だけを配合し、石油系の合成成分は配合していません」

植物からできていれば、肌に優しそうです。

 

でも、何からできているとかは、そんなに問題ではないのではないでしょうか。

 

小学生の理科の実験で「蒸留」というのやりませんでしたか?

何かを溶かした水を、アルコールランプかなんかで加熱して蒸発させて、その蒸気を冷やして「水」だけを抽出する実験。

 

例えば、川の水と海の水を同じように蒸留すると、純粋な水が抽出できます。同じH2Oであることには違い無いわけです。

 

原料がちがっても、作り出された成分が同じなら、差は無いのではないでしょうか?

 

石油由来が危険なら植物由来も危険

石油由来の合成界面活性剤や、パラペンなどの防腐剤、タール色素など化学成分の中には、肌に刺激になることもあることも事実。

では植物由来なら大丈夫かというと、そうでもありません。

植物の中には、触るとかぶれるものもありますよね。もちろん、そんなものは化粧品に配合されるわけはありませんが、人によっては、何がアレルゲンとなるかはわかりません。

 

 

肌老化の1番の原因は光老化でしたよね??

生きていれば、嫌でも老化します。それは肌も同じ。

 

そして、肌の老化の一番の原因は、光老化と言われています。

 

紫外線などでダメージを受けることが、肌にとっては一番悪いと言うことですよね。

だからみんなせっせと日焼け止めを塗り、日傘をさすんです。

 

石油由来の成分が、そんなに肌に影響を与えるなら、もうその成分は、廃れているのではないでしょうか?

美容皮膚科で取り扱っているドクターズコスメからも、石油由来の成分が消えているのではないでしょうか?

 

 

技術の進歩にあやかってもいいじゃないか

「石油由来の成分は悪い」という考えた時、オーガニック化粧品が選択肢の一つとなりますよね。

 

オーガニックコスメは、定義がやや曖昧なところもありますが、自然由来の成分を配合して、肌本来の自然治癒力を引き出し、肌を整えるもの

中には、植物エキスを抽出するのも、化学薬品を使わず、昔ながらの方法で抽出し、全く科学的な成分が、添加されていないものもありますね。

 

石油由来の成分が登場する、ずっと前から使われていた成分なので、安全性も高いという信頼もあります。

つや子
つや子
ああ、やっぱり石油由来の成分は、良くないんだ。そりゃ、昔からあるものの方が安全よね。

 

そんな気がしてきますよね。

 

でも、技術の進歩にあやかってもいいんでないの?と思うのです。

 

例えば、昔は自動車なんてなくて、庶民の主な交通手段は徒歩です。それが今では「一家に一台」。とても便利になりました。

自動車ばかりで移動していれば、運動不足になりますし、排気ガスなども気になります。

けれど、「自動車は健康にも、環境にも悪くて危険なんだ、やめた方がいい」という人は、そうはいないですよね。

健康も環境も気になるところはあるのも事実。でもそれは、体を動かす機会を別に作ったり、環境に優しい自動車を開発することでカバーもできます。

 

「便利」というメリットを生かしつつ、欠点もカバー。それができるのが、技術の進歩。

 

化粧品も、極力刺激が無く、使う人が満足のできる商品の開発が、日々行われているはずです。

 

「化粧品が自分の肌に合うかどうかは、使ってみないとわからない」

それは、オーガニックでも、石油由来成分配合のものでも同じこと。オーガニックだから、絶対肌に優しいわけでもないですし。

 

それなら、石油由来成分配合のものも、化粧品選びの選択肢から、シャットアウトしなくてもいいのでは?と思うのです。

 

 

「肌トラブルで悩む人が増えた」のは本当か?

「合成成分配合の化粧品が登場してから、肌トラブルで悩む人が増えた」という話を聞いたことがありませんか?

だから、「合成のものより、天然の植物由来のものの方が安全」という考えにも繋がります。

 

でも、本当に肌トラブルは増えたのでしょうかね?

その、合成成分が登場する前の時代に、私は生きていないので、あくまで想像ですが・・・、

 

つや子
つや子
肌トラブルで悩む暇あったのかな?

 

現代人も忙しいのですが、昔の人はもっとこう、生きる為に忙しかったんじゃないでしょうか?

 

何でも買えば手に入る時代じゃ無いですからね。畑仕事もあったでしょうし、子どもだって今より多いし。

その家族の分の洗濯、料理を今ほど便利でない環境で、やってのける。

自分の肌を気に掛ける時間は、今よりずっと少なかったんじゃないでしょうか。

 

そして、情報量だって今と比べたら、ほとんど無いですよね。

 

今はテレビや雑誌で、毎日きれいな女優さんや、タレントさんを目にします。

そして、「自分もああなりたいな」「どうやったらキレイになれるかな」と、調べればいくらでも情報を、見つけることができます。

美容皮膚科も増え、「肌トラブルをお持ちの方、ウェルカム」なわけです。

 

情報が増えて、昔の人が気にしなかったことも、現代人が「肌トラブル」と認識するようになったのも、「肌トラブルで悩む人が増えた」原因の一つではないですかね。

肌のことで悩めるということは、豊かな時代であり、ありがたいことかもしれません。

 

人生折り返し、もっと楽しく生きたい

40代に突入しました。

平均寿命から考えると、そろそろ人生も折り返しなんですよね。

で、思ったのが

つや子
つや子
残りの人生、もっと楽しく生きたい。

 

産まれてから、両親に不自由なく育ててもらいました。大人になってからも、特に山も無く谷も無く、まあ普通に生きてきました。

それなりに、楽しい時間も過ごしてきました。

 

ところが、自分は他の人より劣っているような、そんな引け目をなぜか感じていました。そのためか、クヨクヨ考えたり、人の評価も気になったり。

なんと言いますか、自分でちょっと窮屈にしていた、私の前半の人生。

 

「おばさん」というと、いいイメージは無いですよね。肌も衰えたり、なんか太ってくるし。

でも、「おばさん」になるってすごいもんで、色んな事に、開き直れる様になるんですね、不思議と。

 

人様より優れたことは無いけれど、これが私であって、このままでいいんだ。と、この1~2年で心底思えるようになりました。

人を傷つけたり、迷惑をかけなければいいわけで、人の評価とかそこまで大事なことではないよね、と。

残りの人生は、もっと楽しんで、この楽しい気持ちを、周りの人にも、おすそ分けできるくらいになりたい。

 

そう思うと、化粧品の成分で、クヨクヨ考えてる暇なんてないんです。

もちろん、「美肌になるために、肌に悪い成分は一切排除」と、ストイックに探究心満タンでやっているならいいんです。

 

でも、「これ石油由来の成分が入ってるけど、大丈夫かな・・・。」と不安に思いながら化粧品を選んだり、使ったりするのは、なんかもったいない。

 

絶対安全な成分も、絶対危険な成分も入っていない、それが化粧品。「この成分はよくないらしい・・・。」とマイナスの気持ちからではなく、もっと、楽しく自由に化粧品を選んではいかがでしょうか。