この記事の最終更新日は 2019年12月23日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

年齢肌の悩みの一つ、たるみ。
若いころに比べ、肌のハリが無くなり、顔の輪郭もぼやけてきた。
そう感じる日が誰しも来ます。
その日がやってきた時、どうします?
「何か肌のハリを取り戻す、化粧品はないかな?」
と思うのではないでしょうか?

まずは外からのケアでたるみを改善しようと試みますよね。
でも、実はたるみの原因がたんぱく質不足で、しっかりたんぱく質を摂ることで改善できることもあるそうです。

たんぱく質は、筋肉や肌の材料になる栄養素ですから、足りなければ肌はたるみ、全体的にしぼんだ感じになるのです。
さらに困ったことに、私たちはたんぱく質が不足していることに、気が付きにくいということです。
たいてい食事は、肉や魚をメインにした献立が多いと思います。
ですから、毎日たんぱく質を摂っている気になるわけです。
でも一日に必要なたんぱく質は一日約60~70g。
ささみなら300g、卵だと10個以上食べないと足りないそうです。



プロテインには色々種類があります。
40代の女性はどんなプロテインがいいのでしょうか。どのタイミングで飲むのがいいか、プロテインで太ったり、ムキムキになったりしないのか調べたみました。
目次
40代女性にはホエイプロテイン?ソイプロテインどちらがいい?
プロテインには主に3種類あります。
- ホエイプロテイン(牛乳の脂肪や固形分を除いた乳清から作られる)
- ソイプロテイン(大豆たんぱくを粉末にしたもの)
- カゼインプロテイン(牛乳の固形たんぱく質から作られる)
そして消化吸収の速さもそれぞれ違います。
消化吸収の早い順にホエイ→ソイ→カゼイとなります。
筋トレをして筋肉を大きくしたい方には、ホエイプロテインが人気です。
筋肉を大きくするためには、筋トレをすることで筋肉を破壊し、休息と栄養によって再び筋肉を修復する必要があります。
そこで、運動後に飲んで素早く吸収してくれるホエイプロテインが人気なわけです。
ヨーグルトの上澄み液が乳清(ホエイ)です

40代女性にはソイプロテインがいい?
「女性 プロテイン おすすめ」というワードで検索すると、ソイプロテインがヒットすることが多いです。

女性向けのプロテインと謳っている多くはソイプロテインで、タンパク質の他にイソフラボンも摂取できることがメリットとなっています。
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをすることで有名ですよね。
エストロゲンは美肌ホルモンとも言われ、肌のハリや髪のツヤを保つ働きがあります。
ですが、加齢とともにエストロゲンの分泌は減っていきます。
そこで、大豆イソフラボンで補えることは、大変ありがたいことです。
また、ソイプロテインは吸収もゆっくりで、腹持ちもよいところは、ダイエットをする場合にはメリットメリットですね。

ただし、ちょっと気になることもあります。
それは、イソフラボンの過剰摂取の問題です。
「味噌汁や納豆、豆腐を日ごろよく食べる日本人は、イソフラボンを取りすぎている」という意見や、「いや意外と足りていない」など賛否両論あります。

イソフラボンの一日の摂取量の目安は、70~75mgが上限と言われています。
納豆一パック(50g) 65.0mg
豆腐1/2丁(110g) 55.0mg
味噌大さじ1杯(18g) 7.2mg
毎日のように納豆や、味噌汁を食べる場合は、わりと簡単に摂取できますね。
我が家、夕食時にほぼ味噌汁が登場するのですが、具に豆腐を使うことが多いです。
40代、これから女性ホルモンの分泌が減るわけですから、ソイプロテインに含まれるイソフラボンは魅力です。
ですが、食事でイソフラボンを満たしているのに、さらにプロテインを摂取するのはちょっと気がかりです。

植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の特徴の違いで選ぶ
ソイプロテインは大豆が原料で、植物性たんぱく質由来です。
一方、ホエイプロテインは乳清が原料で、動物性たんぱく質由来です。
同じたんぱく質でも、植物性と動物性とでは、筋肉に対するアプローチがちがうのだそう。

合成>分解→筋肉量が増える
合成<分解→筋肉量が減る
そして、加齢とともに筋肉の合成よりも、分解の方が上回り、何もしなければ筋肉量が減って行くと言われています。
で、それぞれのたんぱく質が、
動物性たんぱく質→筋肉の合成の促進
植物性たんぱく質→筋肉の分解の抑制
という風に筋肉にアプローチしています。
どちらもアプローチはちがえど、筋肉の維持に繋がっています。

私はO脚が悩みで、内ももの筋肉は使えていないはずです。
内ももに筋肉を鍛えれば、歩き方も変わり足のラインも変わってくるのでは?と思います。
あと、脚だけでなく全体的にボディラインを整えたいという希望もあるので、筋肉の合成を促したい。


あと、バストアップサロンやボディケアサロンでも、ホエイプロテインをおすすめされているところもあって、女性だからといってソイプロテインが一番いいってわけではないんだなと感じました。
肌のたるみ防止のためのプロテインは、どのタイミングで摂るのがいい?
マッチョになるべく、筋トレをしている人は、トレーニングの後にホエイプロテインを摂るのがいいです。
けれど、特に筋トレもせず、マッチョを望まない私たちはどのタイミングでプロテインを摂るのがいいのでしょうか。
ソイプロテインは、吸収がゆっくりなので、就寝前に飲むことをおすすめしていることが多いようです。
では、ホエイプロテインはどうでしょうか。
ヒトの体は、摂取したたんぱく質をずっと貯めておけないそうです。女性の場合は大体12~14時間ほどです。
それ以降は、足りないたんぱく質は筋肉を分解することで、まかなっているそうです。

日中は食事でたんぱく質を摂取できるけど、寝ている時間は無理よね。
ですから、不足分のたんぱく質は、夜にホエイプロテインで補うのが、肌のたるみ防止にもおすすめです。
また、朝食に「食パンしかない(;゚Д゚)」って時には、プロテインで補うことで、筋肉の分解を防ぐことができます。
本来、たんぱく質は食事から摂るのが望ましいわけですが、足りない時はその日の食事内容と照らし合わせ、筋肉が分解される前にホエイプロテインで補うと、肌のたるみを防ぐことができます。
ホエイプロテインでムキムキになったりしないの?
プロテインと言えば筋肉、ということで、プロテインを摂るとムキムキになったりしないの?と心配な人もいますよね。
けれど、プロテインというと特別なものに感じますが、結局のところは肉や魚、大豆や卵にも含まれているたんぱく質です。
肉や魚をたくさん食べるだけでは、脂肪が増えることがあっても、マッチョになったりしませんよね。


テレビなどでマッチョな人の筋トレ風景を、一度くらい見たことがあると思いますが、かなり負荷のあるトレーニングをされていますよね。
それくらいやって、マッチョになり筋肉が維持できるわけです。
マッチョになるのは難しい
また、女性芸能人の方が割れた腹筋などを、トレーニング後にインスタなどのアップされてますよね。
彼女たちが、プロテインを摂っているかはわかりません。
でも、トレーニングでスタイルを維持しているのですから、食事にも気を使われてることでしょう。
引き締まったウエストに、うらやましいと思っても、あんなムキムキになりたくないと思ったことは無いですよね。
特に女性は、筋肉が大きくなりにくいもの。
ホエイプロテインを摂ってムキムキになる、という心配はいらないということです。
くびれたウエスト、下さい
プロテインを摂って太ったりしない?
プロテイン自体にカロリーがありますから、必要以上に摂ると太ることもありますよね。
また、足りないたんぱく質はプロテインで補うからと、炭水化物や脂質三昧の食事でお腹いっぱいに食べていると、当然太るでしょう。
あくまでも、食事はバランスよく、食べ過ぎず、軽い運動もするのが大事。
筋肉が維持できることで、加齢に伴う肥満も予防できます。
日本人は、「スリムな方が美しい」と感じる方が多いですよね。
特に女性は、他人から見て太っていなくても、自分では太っていると思っている場合があるようです。
けれど、女性が最もキレイに見える体脂肪率は23%だそうです。
美しく見えるためには、ある程度の脂肪は必要なのです。